いつも倭塾サロンをご利用いただき、
ありがとうございます。

9月のサロン開講以来、ちょうど一ヶ月。
いま、毎週『古事記』および『万葉集』の勉強会を開始していますが、
昨日、『古事記』の勉強会について、
たいへんありがたいことに、
方針の変更を求めるお声をちょうだいしました。

内容は、
「『古事記』を
 著書を読みながら勉強会を進めるのではなく、
 日頃提唱している『七五読み古事記』で
 勉強会を進めたらどうか」
というものです。

『ねずさんと語る古事記』を出版させていただいたのが
2017年3月のことです。
あれから7年。
その後の勉強により、
『古事記』は従来の読み下し文より、
七五読みをしたほうが理解が早いことを発見しています。

このことは、倭塾やブログ等で、部分的には公開させていただいているのですが、
『古事記』全編の七五読み化は、まだできずにいます。
そこで、本サロンにおいて、
本邦初となる『七五読み古事記』での全文解読を行い
これを次回からの勉強会の題材にしていったらどうかというご提案です。

これは、難解と言われる『古事記』が、
ものすごくわかりやすく、
身近なものになる、良い機会です。

そこで早速、その方向に、
勉強会の進め方を変更したいと思います。

進め方としては、
1 毎回、七五読みした『古事記』の原文をPDFで配布する。
2 このPDFをみんなで読み合わせる
3 内容の解説を行い、
4 みんなで感想を述べ合ったり、
5 別な解釈を述べ合う。

おそらくこれが最もご神意に叶った『古事記』の学習法であろうと思います。

ただ、毎回、教科書にする七五読み『古事記』のPDFは、
オリジナルで作成していかざるを得ず、
しかもそれが毎週のことなので、
主催側にかなりの負荷がかかります。
けれどその分、本当の意味で『古事記』を理解することができ、
日本人の原点となる日本の心を、
みなさまと、より深く共有できるものと思います。

サロンの『古事記勉強会』は、その意味で、
本当に、まさに有料級の勉強会になるわけであり、
かつ、毎週のことですので、
翻訳等についてかなりの負荷がかかりますが、
大事なことなので
是非、やっていきたいと思います。

ただこうなると、
毎週、『古事記』と『万葉集』二つの勉強会を重ねていくのは、
正直なところ、かなりきつくなります。
というか日程的に、正直、無理です。

そこで、『万葉集』は、『古事記』が一通り終わってからの展開とさせていただき、
当面、週一回、火曜日の夜の『七五読み古事記勉強会』だけで進めていきたいと思います。

本日の万葉集勉強会は中止です。
毎週水曜日に予定していた『万葉集勉強会』は、
当面据え置きとし、
当面は『七五読み古事記』一本で行きたいと思います。

より楽しく、ためになり、
毎回感動を得ることができる勉強会にしていきます。
何卒、ご了承いただければと思います。

従いまして、本日10月9日(水)夜9時半からの
『万葉集の勉強会』は、ありませんのでご了承ください。

以上、よろしくお願いします。

令和六年十月九日
小名木善行 拝

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